Oliveコンサルティング×QUICK Money Worldコラボセミナー
菊川怜が真相に迫る!エミン・ユルマズの「マーケット大予想」と、Oliveと描くこれからの資産運用
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公開日
2026.08.13
QUICK司会
「みなさま、本日はOliveコンサルティングとQUICK Money Worldのコラボオンラインセミナー、「【Olive資産運用サービスリリース記念】菊川怜が真相に迫る!エミン・ユルマズの「マーケット大予測」と、Oliveと描くこれからの資産運用」にご参加いただき誠にありがとうございます。本日は俳優の菊川怜様、人気エコノミストのエミン・ユルマズ様をゲストに迎えてお送りします。また本日は会場のKABUTO ONEより、ハイブリッド形式でお届けします。
それではここからの進行は、菊川様にお願いいたします。菊川様・エミン様、よろしくお願いいたします。」
エミン・ユルマズさん
「よろしくお願いします。」
菊川怜さん
「どうぞよろしくお願いいたします。本日のセミナーは二部構成でお届けします。第一部は、エミンさんに「マーケットの今とこれから」を伺います。そして第二部ではOliveのアドバイザーさんに「わたしたちの備え」について伺っていく予定です。ではさっそく第一部を始めたいと思います。エミンさんどうぞよろしくお願いいたします。」
7万円の大台にのせた日経平均のこれから
「2050年に30万円」の予想は揺るがず
菊川怜さん
「さっそくですが、日本の株式相場はすごい動きで上昇しています。今日は(日経平均株価は)7万円を超えて史上最高値を更新しています。エ ミンさんは以前から日本株に強気だと伺いましたが、10年以上前からおっしゃっている「2050年に日経平均30万円、あるいはそれ以上」という予想は今も変わりないのでしょうか?」
エミン・ユルマズさん
「変わりはないんですが、けっこう保守的な予想になっちゃいましたね。」
菊川怜さん
「もっと(上に)いきますか。」
エミン・ユルマズさん
「僕が予想を出した当時、まだ日経平均が1万5000円だった時にはものすごいぶっ飛んだ予想でしたが、今はもう大手証券会社がもっと上の予想を出してきているので、私の予想が保守的になってきました。2050年までに30万円にたどり着くには、日経平均が年間6%上がればいいんです。でも、今は1週間で6%上がっている。こういう状況がいいかどうかはさておき、あっという間に8万円にも届きそうなので、30万円は大変な数字ではないかもしれません。」
菊川怜さん
なるほど。そういう数字感になってきているんですね。(日経平均の上昇は)まだまだ入口…ということらしいですね。
「1ドル160円」時代の資産防衛
「インフレ・円安時代」を恐れすぎない、ここ2年のパフォーマンスは「米国株<日本株」
菊川怜さん
「一方で、いま為替相場では円安がどんどん進み、様々なものを輸入に頼る日本ではモノの値段が上がってきて、生活に響いていると実感されている方も多いと思うんです。ドル円相場でいきますと、1年前の1ドル=141円台前半から最近は161円台まで下げてきていますが、積み立て投資をしている方のなかには「物価高で投資に回すお金が心配」だったり「円安過ぎて今から外国株を買うのは怖い」という声もあります。私たちはこのインフレや円安の時代にどうやって立ち向かっていったらいいんでしょうか」
エミン・ユルマズさん
「私は、昔から「日本株推し」として知られているんです。米国株よりも日本株を買うべきだと主張していたんです。長期的には日本株のパフォーマンスの方が米国株を上回り、アウトパフォームするだろうと(予想していました)。
実はここ2年、日本株の方が米国株よりパフォーマンスが高くなっています。特に(米大統領選で)トランプ氏が当選した以降の日経平均のパフォーマンスは、ナスダックの倍ぐらいなんです。だから円安に進んでも、為替の影響を加味して調整しても、日本株がアウトパフォームしています。」
菊川怜さん
「そうなんですね。」
エミン・ユルマズさん
「そうですよ。なので、そこまで為替のことを個人がリスクとして懸念する必要性はない。ただし、分散(投資)の一環として、ドル建て資産とユーロ建て資産、スイスフラン資産などのいわゆる外貨建て資産と円建て資産をそれぞれ半分ずつ持つ、というのはよいと思う。」
菊川怜さん
「なぜ(外貨建てと円建てを)半分ずつ持った方がいいのですか?」
エミン・ユルマズさん
「それは単純に為替のリスクを全く減らすことができるからです。それぞれの国にカントリーリスクがある。米国ならテロとか、実際に大統領の暗殺未遂もあった。日本は自然災害とか、台湾有事とか。そういうカントリーリスクを少し減らすという意味では分散投資はよいとは思っています。
ただし、僕は日本株の方がパフォーマンスを出すと思っているので、半分ぐらいは円建て資産、もしくは日本株だけにしています。それで残りは外国株やコモディティ、その他の資産で外貨建ての資産に振り分けています。」
「日本株は今、2053年まで続く40年もの強気相場の中」 その根拠は過去のサイクルに
菊川怜さん
「では日本株は今から未来にわたって割と長いスパンでパフォーマンスが良いと見ているんですか?」
エミン・ユルマズさん
「そうです。そもそも、なぜ僕が十数年前に日経平均株価が30万円になると言ったのか。日本株は東京証券取引所(の前身である東京株式取引所)が1878年にスタートしてから約40年間、1920年まで上昇しているんですね。そこから1943年までは株価は下がり調整していました。戦後は1949年まで(取引所での)株の取引は止まっているんですが、(取引所での取引が再開された)1949年から1989年までの40年間、株価は上昇しているんですね。そしてバブル期の89年12月に史上最高値をつけ、そこから2013年までの23年間はまた調整していました。
つまり「40年上がって、23年調整する」という大きなサイクルを2回やっているんです。だから今回も私は2013年からは、超長期のいわゆるスーパーサイクル、強気サイクルに入ったと考えています。」
菊川怜さん
「40年くらいですか?」
エミン・ユルマズさん
「そうです。これは2013年にスタートして2053年まで続くと僕は思っている。ということは、私たちは40年間の強気サイクルの中にいる。だから日本株にとってはすごくいい時代です。もちろんこの間に上げ下げはありますが、基本的な方向性は上を向いています。」
菊川怜さん
「ということは、いま気にしている円安問題は、パフォーマンスの割合に比べてそこまで気にしなくてよいということですか?」
エミン・ユルマズさん
「そうそう。為替は投資においてあまり気にする必要性はありません。FX投資、為替投資をしているなら別ですが、株式投資においてはそんなに気にする必要はない。もし例えば円安がここで歯止めがかからなくなってさらに円が価値を失っていくような局面では、株がそれ以上に上がりますから。」
新たな対立構造が生む「“逆”プラザ合意」
菊川怜さん
「ちなみに…円安はどこまで進むのでしょうか。」
エミン・ユルマズさん
「これは皆さん結構気にされているでしょう。僕らは歴史的な局面にいると思っていてね。そもそも日本のバブル景気がなぜ崩壊し90年代に景気が長期低迷したかというと、いろんな要素はある。けれども、僕は一番大きな理由は1985年のプラザ合意だと思っているんです。
米国が無理やり日本に対して為替レートを円高にするように圧力をかけ、さらには日米貿易摩擦があり、日本の半導体セクターにも自動車セクターにも圧力がかかりました。ある意味、日本の好景気は米国につぶされたような状況だったとみています。その背景には米国が日本を脅威とみていたと同時に、米ソ冷戦が終わりに近づき米国にとって日本の地政学的な重要性が後退したということがありました。
今は、その真逆(の現象)が起きているんですね。
私たちは今、米国と中国が覇権争いをする新たな対立構造の中に入っている。この環境の中で、日本の地政学的な重要性は前回(の米ソ冷戦時)よりも実は増している。米国は、中国や台湾に何かあると、サプライチェーンが完全に途絶えてしまう。だからこそ日本に半導体、医薬品、精密機器、鉄鋼、造船などのサプライチェーンが戻ってほしいと考えていると思います。「AI(人工知能)」の次のテーマは「造船」かもしれないですね。」
菊川怜さん
「なるほど。いろんな地政学的リスクを考えると、ということですね。」
エミン・ユルマズさん
「造船は米国から要請が来ている。米国では作れないからです。今からドローンや大量のロボット、船を作らなきゃいけない…。これも米国は作れないから、今まで中国から入れていたけれど、中国と米国が対立して敵国になった時点で中国はアウトでしょう。そうするとこれらを全部、日本にサプライチェーンを戻さないといけない。そのために円安が必要なんです。」
菊川怜さん
「そうなんですね。」
エミン・ユルマズさん
「そう。意図的な円安だと僕は思っています。だから、いま起きているのは「逆プラザ合意だ」って言っているんですよ。」
菊川怜さん
「そうなんだ……。」
エミン・ユルマズさん
「そう、だからこれは最終的には日本の国益につながると、これをやっている人たちは思っている。ただしその分の負担というのは我々にしわ寄せが来ている。それは事実です。」
菊川怜さん
「どうなるのか様子を見ていきたいですね。」
今、注目すべき業種・テーマ
エネルギーセクターが盛り上がりそう
菊川怜さん
「いま(AIの次のテーマは造船だと)お話にもありましたけれども、日本株のこれからで注目している業種、テーマ、銘柄について、造船以外で何かありますか。」
エミン・ユルマズさん
「残念ながら、今の相場で、上がっているものは、ほとんどがデータセンター、AI関連です。それ以外は上がっていないんです。6月に発行された会社四季報を全部読んでみたのですが、他のセクターは正直に言って「悲惨」でした。
だから、これから追い風が吹きそうなのはエネルギーですね。とくにオルタナティブ(代替)エネルギー。イラン情勢の影響もあって、さらにAIがエネルギーが必要なので、エネルギーセクターは、これから盛り上がりそうな気がします。」
「金利ある世界」が与える影響
金利が「ある」のは当たり前 今までの状況が“異常だった”と気づくべき
菊川怜さん
「続いては株式投資から少し視野を広げて、私たちの資産全体に関わることについてお聞きしていきます。今度は金利の話ですが、今までの金利のない世界から金利のある世界に変わってきました。この金利のある世界が復活したという点において、これから資産運用をどのように考えていったらいいか教えてください。」
エミン・ユルマズさん
「けっこう皆「金利がある」と恐怖のように言うけれども、金利(がある)って当たり前なんです。」
菊川怜さん
「いい面、悪い面ね。」
エミン・ユルマズさん
「うん(いい面も悪い面も)あるけど、昨年出した『エブリシング・ヒストリーと地政学 マネーが生み出す文明の「破壊と創造」』という本で、人類の歴史で金利は何%だったのかを調べたことがあるんです。何%か知っていますか?」
菊川怜さん
「人類の歴史上、お金という概念が出てきてから今までの平均で…10%くらいでしょうか?」
エミン・ユルマズさん
「いい線ですね。実際には20%でした。ハムラビ法典の時代は20%です。お金でなくても、大麦で借りたらプラス20%の量の大麦を返しなさいと。近代になるにつれ金利水準は下がり、16世紀や17世紀ごろには10%程度が平均になりました。日本の場合もそのくらいが当たり前でした。私たちが生きているこの20年、30年の低金利やマイナス金利の方が歴史の中では“誤り”です。こういう時代は(過去に例は)なく“たまたま”なんですよ。」
菊川怜さん
「“たまたま”?」
エミン・ユルマズさん
「金利が高いから世の中が終わる、というような考え方は間違いです。金利が高ければそれに合わせて経済が動くし、日本の金利は僕はそんなにべらぼうに高くなるとは思っていません。
僕の出身国のトルコは、政策金利は37%、預金金利は40%くらいあります。住宅ローンは50%以上ですよ。」
菊川怜さん
「えっ。年率が50%ですか? 借りられないですよね……。」
エミン・ユルマズさん
「(50%の金利は)年率です。トルコでは年率ではなく月単位で話をします。」
菊川怜さん
「月だと12分の1ですね。」
エミン・ユルマズさん
「そうです。例えば住宅ローンは私の妹たちが(トルコで)家を買った10年前に「すごくいいレートで借りましたよ、お兄さん」と。何%で借りたかと聞くと1.5%だというので「(年率1.5%なら)サイコーじゃない!」というと「いや、月だよ…」と。」
菊川怜さん
「月で1.5%。(年率は)12倍…。」
エミン・ユルマズさん
「でもさ、いま払っている月額の住宅ローンの支払いは“飲み代”みたいなものよ。」
菊川怜さん
「(住宅ローンが)“飲み代”とはどういうことですか?」
エミン・ユルマズさん
「(トルコでは)10年前に比べてインフレがあまりにも激しくなってしまったので、例えば10年前に12~13万円に相当する金額を払っていたなら、いまは1万円くらいで住宅ローンの支払いが(済んでいる感覚になっている)。どんな金利でもいいから、借りたもの勝ちだったんです。それで今とても(通貨の価値が)低くなって、(住宅ローンの支払いの負担感も)飲み代レベルになってしまっている。これがインフレの世界。
金利が上がるのは、インフレの世界だからです。トルコのような極端なインフレはたぶん日本では起きないけれど、私たちはインフレの世界に入っている。(日本の)今までの(超低金利の)状況もおかしかった、異常だったと気づくべき。」
デフレマインドをインフレマインドに切り替えて――皆が楽観的になれば景気はよくなる
菊川怜さん
「でもいままで低金利の時代に慣れているので“じゃあどうしよう”って、おたおたしてしまいます。どういう風にマインドセットを変えていったらいいでしょうか。」
エミン・ユルマズさん
「そうですね。日本でも年配の方はインフレを体験している方が多いんですけれど、それ以外の本当にデフレのど真ん中で育ってきた私と同世代の方は、デフレマインドだと思います。」
菊川怜さん
「そうですね。経験がないというか。」
エミン・ユルマズさん
「インフレ(マインド)に切り替えるのは難しいし、時間もかかるが、もう無理やり変えるしかないですね。」
菊川怜さん
「教えてください。どう変えたらいいんですか。」
エミン・ユルマズさん
「例えば、(トルコに住む)僕の母や家族が何か服や家電など物が欲しいと考えたら、なるべく早く買うようにしているんです。なぜなら、今日買わないと明日値段が上がるかもしれない、だから借金してでも早く買おう、という発想が働くんです。」
菊川怜さん
「なるほど。」
エミン・ユルマズさん
「デフレの時代は、今日よりも明日のほうが価格が安くなるので、常に(購入の判断を)先送りするんですね。計画は全て先送りして、お金はとりあえずキープしようとします。
インフレはお金をキープしてはダメです。買い物するなら早く、家を買うなら早く、投資するなら早くと、どんどんお金の価値が消えていくので(消える前に)動かさないといけない、というのがマインドセットなんです。これを一番感じられるのは自分が消費したときの体験だと思います。例えば自分がちょっと消費が遅れただけで価格が上がったという体験は最近ありませんか?」
菊川怜さん
「買った後に(価格の推移を)ウオッチしていないんですよね。気にしていないからわからない……。」
エミン・ユルマズさん
「なるほど。そういうのをちょっと気にしたほうがいいですよ。」
菊川怜さん
「わかりやすいものなら、例えばコンビニで飲み物を買おうと思ったら、(値段が)上がっていた、とか?」
エミン・ユルマズさん
「そうですね。オレンジジュースとかめちゃくちゃ上がりましたしね。」
菊川怜さん
「その場で消費するものは長持ちしないけれど、長持ちするものに関しては早く買った方がいいですよね。長く使えるし。」
エミン・ユルマズさん
「そうですね。僕は不要なものでも「価格が上がるかもしれない」と思ってすぐ買う癖があるのでそれはそれでよくないのですが。処理速度のいいパソコンを買おうかなと2カ月待っていたら、価格がものすごく上がって買えなくなってしまったんですよ、半導体価格が高騰しているから。」
菊川怜さん
「持っているだけで資産になりますね。」
エミン・ユルマズさん
「そうなんです、価値なんです。」
菊川怜さん
「お話を伺っていると、インフレだと皆がモノを買おうとするので景気が良くなる気もしますが……。」
エミン・ユルマズさん
「インフレが暴走しなければ景気は良くなります。ハイパーインフレのような状況にならなければ、インフレで経済は動くんですよ。これは感覚だけではなく、実際に、この4月に公表された日銀の「生活意識に関するアンケート調査」でも表れています。この半年わずかですが皆さんの景況感は良くなっています。
例えばインフレが3%で、自分の賃金も給料も3%上がると本当は“プラスマイナス0(ゼロ)”ですが、賃金が上がったことが嬉しいと感じ、(賃金が上昇した分以上に)消費するんです。なぜなら、(賃金が)将来も上がるだろう、だから大丈夫だと今は安心して使おうと。将来も(賃金が)下がる、これからずっと変わらないと思えば人はお金を使わない。これはマインドなんですよ。
経済というのは結局、全部信用関係の上に成り立っている。(預金通貨が生み出され銀行預金が増えていく)信用創造も、何かしらの目に見えないこう妄想みたいなものの上に成り立っている。皆が楽観的になった方が景気は良くなる。皆が悲観的になったら景気は悪くなる。」
菊川怜さん
「そうですね。金利に合わせて私たちも考え方をアップデートしていきたいなと思います。」
「政治の季節」と世界マネーの行方
菊川怜さん
「先週はフランスで主要7カ国首脳会議(G7サミット)、そして(5月下旬に就任した米連邦準備理事会=FRBのウォーシュ)新議長の元での米連邦公開市場委員会(FOMC)と世界経済の重要なイベントが続きました。そして米国では秋に中間選挙と政治の季節がやってきます。米国とイランは戦闘終結に向けて覚書を交わしましたが、戦争は世界経済に大きな影響を与えていると思います。
そこでエミンさんからご覧になって重視される流動性や地政学的な部分から、2026年の後半のマネーはどのように動いていくと予測されていますか。注目ポイントを教えてください。」
懸念のひとつは“インフレ率の上昇”
エミン・ユルマズさん
「一つの大きな懸念点はこの戦争や足元のAIで半導体価格が上がっていることなどを背景に、インフレ率が上がってきたことです。米国では4.2%までインフレ率が上がっていますし、日本でも卸売り物価、企業間の物価(のインフレ率)は6%を超えてきている。企業間の物価が上がると食料品なら3カ月、製造業なら半年後には消費者物価に反映されるので、(日本でも)インフレがもう一回再燃してきているんですよね。パンデミックのときにインフレ率が上がって、それを金融引き締めで抑えて今2%台とちょうど居心地のいいところに下がってきたのに、またちょっと居心地の悪いところに上がってきている。触った時にちょうどいいぬるま湯だったのが、ちょっと熱くなりつつある。そうなった時に何が起きるかというと、無理やり過熱した景気を冷やそうと金融引き締めをやるんですよね。
だから今の状況だと(金融)引き締め方向に行ってしまっているんです。日本は先週(政策金利を)利上げしたし、米国も新しい(FRB)議長が思ったよりタカ派で利上げ派なので米国も年内に利上げが1~2回ありそうだと市場は見ている。そう考えるとちょっとそれは資産価格にネガティブ、マイナスだよねと。株はせっかくAIバブルとかで盛り上がっているが、そこにちょっと水を差す可能性がある。政策金利の引き上げで金融引き締めはインフレが暴走しないようにそうせざるを得なくなるかもしれない。
何もしなければ、米中間選挙は悲惨な状況になると思う。なぜなら、トランプ氏は2年前にインフレを抑制しますと大々的にアピールして当選した。いま米国ではインフレが収まるどころか、もう一回再燃してきている。この状況で中間選挙をすると下院も上院も悲惨な状況になって、下手したらそのまた弾劾騒ぎが始まるので。だからなんとか(中間選挙の)11月までにインフレを抑制し、日用品や食料品の価格を下げたい。そのためにFRBがちょっと荒業を使ってもいいですよという今はそういう局面でしょう。」
菊川怜さん
「米国には注目ですね。世界情勢や動向も刻々と変わっていますね。」
エミン・ユルマズさん
「おっしゃる通りで、2024年の選挙では日本以外の国は現職のいわゆる与党が全部負けたんです。主要国では全部負けて政権交代が起きた。変わっていないのは日本だけなんですが、日本も首相は変わっていますね。自民党は複数の政党が中に入っている感覚で状況に合わせて自由自在にチームを変えたりしているんでね。だからけっこうね、インフレって政治を動かすんですよ。」
菊川怜さん
「そうですね。やっぱり我々国民、生活者からしたら……。」
エミン・ユルマズさん
「たまるじゃない、不満が蓄積。」
菊川怜さん
「そうですね。」
エミン・ユルマズさん
「蓄積する、そのちょっとした不満ね。例えば、4月の日銀の「生活意識に関するアンケート調査」で「(1年前に比べて)消費を減らしたものは」との問いで36%の人が「外食」と答えています。寂しくない?国民の3分の1が外食を減らしている状況っていうのはちょっと寂しいんですよ。それってやっぱり不満を作る。そういった小さい不満というのはたまっていきます。ストレスですね。」
菊川怜さん
「うんうん、ストレスですよね。」
日経平均7万円からの「勝てる投資」
「損をしなければ儲かる」 10年先、20年先を見据えて持つべき「投資のルール」
菊川怜さん
「今回Oliveコンサルティングが新たな資産運用サービスとしてアドバイザーによる有人コンサルティング機能であるフレキシブルコンサルティングを始めました。これをきっかけに、新たに資産運用を始める方、あるいは日経平均7万円という歴史的な高値を背景にもう一歩踏み込んだ投資を始めたいと思っていらっしゃる方もいるかもしれません。そんな私たちが10年後、そして20年後に、やっぱりあの時始めて良かったなと笑えるために、今この瞬間からですね、持つべき「投資のルール、規律」を教えていただければと思います。」
エミン・ユルマズさん
「あのね、投資の一番大きいルールは、これは(著名投資家の)ウォーレン・バフェット氏の言葉ですが、投資の全ての3つのルールがあるって言っていて「Don’t lose money,don’t lose money,don’t lose money.」と。全部同じです。まずお金をなくさないこと、失わないこと。投資の入り口はそこです。要は損しないことです。損しなければ、儲かるんですよ。」
菊川怜さん
「みんなそれは思ってるんですけどね。」
エミン・ユルマズさん
「うん、でもね、難しいんですよ。」
「損をしない」ために必要なのは「心の余裕」 だからこそ、余剰資金で投資を
菊川怜さん
「それは、どうすればいいんでしょうか。バフェット氏はそこにどういう意味を込められたんでしょう。。」
エミン・ユルマズさん
「まずはなぜ損してしまうかというと、やはり人間というのは感情的な生き物だからです。もちろん相場の変動とか(損失が)自分のせいではない場合もあるんですが。皆、感情的な生き物なので、欲に走ったり逆に恐怖になったりパニックになったりというのがある。自分の余力以上のお金で勝負するということもその根底にある。
だからルールとしては、向こう半年間1年間で必要にならない、使う予定のないお金でまず投資をすること。つまり余剰資金、生活費でもない、子どもの学費でもない、家賃でもないお金、余力で(投資を)スタートすることで心に余裕が生まれます。」
菊川怜さん
「もし(投資した資金が)無くなっても生活は守られると。」
エミン・ユルマズさん
「そうです。心に余裕が生まれます。心に余裕があると、人間って冷静にいられるんです。パニックにならずに済むんです。」
菊川怜さん
「なるほど。」
常にチャンスがあるのが相場 焦らず、自分なりのロジックで投資を
エミン・ユルマズさん
「もう一つは、投資は早く始めたほうがいいんですが、焦らない方がいい。例えば「どこどこの株・銘柄があがっているから今すぐ自分も買わなきゃ、乗らなきゃ」とか、「誰々さんが言った」とかね、私も含めてね、誰々さんが言ったからといって何かを買ったり売ったりしてはいけないんです。基本的にね。あくまでも自分の頭のなかで「こういう理由に基づいて私は買っています」としっかりしたロジックを組むべきです。
そうするためには、最初は入口が小さくでもいいので(投資を)始めて、ちょっとずつ(投資額を)伸ばしていけばいいと僕は思っている。だから一気に突っ込む必要もない。今でもね「(日経平均)7万円になってこんな価格で買えるのか」という人も「いやもっと上がるかもしれないし今のうちに全部突っ込もう」という人もいるかもしれない。相場って常にチャンスがあるんです。」
菊川怜さん
「どんな時でも。」
エミン・ユルマズさん
「どんな時でも。どんな時でも相場はチャンスをくれる。だから焦る必要は全くないです。ただ、早く始めた方がいい。これは泳ぎ方の動画だけを見ても全然うまくならない水泳みたいなもの。とりあえず水の中に入ってみないと覚えられないし泳げるようにはならないじゃない。
それから、もう一つ。今、証券会社さんとかで提供されているような“デモ口座”では投資は身につかないからやめた方がいい。小さくてもリアルマネー使った方が(いい)。」
菊川怜さん
「リアルじゃないとゲームや遊びじゃダメだと。自分のお金で。リスクをとって小さくても始めてみる。」
エミン・ユルマズさん
「そう、おっしゃる通り。ゲームだとやはり皆ね、それをお金だと思わないから。」
菊川怜さん
「気持ちが動かないんですよね。どこかリアルじゃないと思って。」
エミン・ユルマズさん
「動かないんですよね、本気にならない。だから(金額は)小さくてもいいので。なんでもいいんです。証券口座がないんだったら証券口座を作った方がいい。とりあえず何かスタートするのが大事だと思う。一歩、水に足をちょっと入れるところから始めて。」
菊川怜さん
「じゃあやっぱり多少の失敗は必要というか、それで学んでいくということを考えて。」
エミン・ユルマズさん
「それはそうですよ。」
菊川怜さん
「視野に入れて始めたらいいでしょうかね。」
エミン・ユルマズさん
「そうです、そのとおりです。」
菊川怜さん
「投資のルールとして一番基本のところは、そういうところが大事だということですね。どうもありがとうございます。エミンさんにたくさん、素晴らしいアドバイスをいただきました。」
第一部 質疑応答
菊川怜さん
「ここからは皆さまから事前にいただいたご質問にいくつかお答えしていきたいと思います。たくさんのご質問ありがとうございました。
まずこちらから選ばせていただきました。「日経平均株価が大幅上昇のなか、昨年より出遅れている銘柄も多く見受けられます。特定銘柄に集中する傾向は今後も続くのか。出遅れ銘柄に戻ってくるきっかけはどのようなものが考えられますか」とのことですが、いかがでしょうか。」
エミン・ユルマズさん
「なるほど。おっしゃる通りです。先ほども言ったように今はほとんど“データセンタ”“AI”関連に少しでも絡んでいる所が(株価が)上がっていて、それ以外は置いてけぼりにされてほとんど上がらない、もしくは逆に下がっているような状況です。」
菊川怜さん
「注目が行かないからということもあるのかもしれないですよね。」
エミン・ユルマズさん
「うん。これは今後も続くのかどうかはわかりません。ただし、出遅れ銘柄に資金が戻ってくる、ひとつのきっかけは、もしかしたら金利上昇かもしれません。AI関連はデータセンターの設備投資などで、結構な資金調達をしなくてはならない。そうすると金利上昇は資金調達コストを上げるので、勢いが弱まれば、資金が“AI”“半導体”から他のところにシフトするセクターローテーションが起きそう。ただそれがマイルドに、緩やかに起きてほしい。AIバブルが一気に崩壊とかはしてほしくない、というのが僕の本音なんですよね。
そういう意味では一つのきっかけは金利上昇かな、インフレ再燃懸念による金利上昇かなという気はしますけど現時点ではまだその兆しは全く無いね。」
菊川怜さん
「ああ、そうですか。」
エミン・ユルマズさん
「うん、きっかけはおそらくそれですけど、現時点ではまだ(出遅れ銘柄に資金が)戻ってくる兆しはないです。」
菊川怜さん
「二つ目の質問です。「今後の理想的な資産配分はどうしたらいいか?債券や金は必要ですか。」という質問と、関連して「だいたい収入の何割くらいを投資に回せばいいのか。先ほど余剰資金という話もありましたが具体的に何割くらいか」という質問です。」
エミン・ユルマズさん
「資産配分やポートフォリオの中身、(収入の)何%(を投資に)回せばいいかというのは、これは一つの答えはないんですね。なぜなら、その人が人生のどのステージにあるのか、その人がどのくらいの資産をもっているのか、家族構成がどんな感じなのか、これはそれぞれ違うからです。
だからこそ、投資のアドバイザーというプロがいるんですよね。僕はアドバイザリー業務、投資助言はしていないのですが。それをプロとしてやっている人たちが分析をし「あなたにはこういうのが望ましいですよ」「こういうケースがありますよ」と教えてくれるところがあります。よりやっぱり若いうち、若い投資家さんはよりリスクを取れるでしょうね。」
菊川怜さん
「(投資運用で資産形成のできる期間が)長いですもんね。」
エミン・ユルマズさん
「そうそう。やり直しもきくからね。そうすると株式をメインにしたり個別株をメインにしたりでリスクを取れる。逆に例えばリタイア間際で資産もそこそこある人っていうのは、全てを株に突っ込む必要はないよね。」
菊川怜さん
「そうですよね。」
エミン・ユルマズさん
「そうすると、いま普通に米国債で5%くらい利回り取れるから。J-REIT(不動産投資信託)でもいいのよ。」
菊川怜さん
「いいですよね5%。」
エミン・ユルマズさん
「だから、そういうふうに利回りが5%とか6%とれる、元本が保証されているような投資があるなら、資産規模がそこそこある人が、敢えて株で冒険する必要はないよね。株も買ってもいいけど、全部株に突っ込む必要性はないよね。
だからこれは、自分がどれだけのリスクを取っていいのか取れるのか、失敗したときにやり直しがきくのかということによる。収入に関しては何割でもいいのよ。(投資に充てるのは)生活費で必要にならない余剰資金がメインなので、余剰資金は全部回しても構わない。それは(余剰資金の)全財産を突っ込んでも構わない。」
菊川怜さん
「今後それぞれのライフイベントで。例えば私だったら、子どもがいて今じゃなくても先々かかってくるお金は、余剰資金から省いてとかいろんな個々に応じた計算が必要になってきますかね。」
エミン・ユルマズさん
「でもね、それも目先でわかるものならいいけれど、10年、20年の話をしているんだったら、投資したほうがいいよ。」
菊川怜さん
「そうですか。」
エミン・ユルマズさん
「なぜかというと、いま小学生の子どもがいて私立大学にいくかもしれないからと学費を貯めていても、10年後そのお金の価値がないかもしれない。購買力が減って目減りしている可能性は大いにある。だからこそ資産運用を手堅くやればいい。インデックスの積立でもいいですし大きいETFでもいいんだけど、資金を目減りさせないためにも資産運用しないといけないんですよ。
何のために資産運用をして、資産運用の最終目的は何ですかと、よく僕は聞かれる。自分自身が投資している目的はFIRE(経済的自立と早期リタイア)ではない。自分が仕事をずっとやりたいが、エモーショナル・バッファー(心理的な緩衝材)、余裕が欲しいと思っていた。人間というのはエモーショナル・バッファーのような逃げ場があると本来耐えられないものにも耐えられるようになるんですよ。」
菊川怜さん
「心のゆとりというか、安心やよりどころのような。」
エミン・ユルマズさん
「そういうバッファーがあることで何が生まれるというと、(例えば)会社に嫌な上司がいてやってられるか、やめてもいいかくらいに思える。そして、やめてもいいかと思えるくらいの余裕があれば、やめないんです、人間って面白いことに。」
菊川怜さん
「なるほど。わかる気がします。」
エミン・ユルマズさん
「投資の本来の究極の目標は、私たちにそういう余裕をくれるところにある。自分が病気になり働けなくなるかもしれない、もしくは子どもが(学費の)高い学校にいくかもしれない、海外留学するかもしれない、っていう、その(可能性の)ためにある意味、投資をしているんです。」
菊川怜さん
「なるほど、ありがとうございます。」
菊川怜さん
「もうひとつご質問にお答えしたいのですが、「下請け町工場で精密機械加工歴43年です。日本の昭和時代のような製造業の復活はありますか」とのことです。さきほど造船業に注目という話もありましたが、いかがでしょうか。」
エミン・ユルマズさん
「いや、あるんじゃないかな。めちゃくちゃある気がするんですよね。」
菊川怜さん
「どういうことでしょうか。」
エミン・ユルマズさん
「造船とかも戻ってきているし、今まで出て行った、もしくは日本で儲からなくなったからやらなくなった、普通の何かいわゆる鉄工、そういった町工場も含めて製造業の需要というか復活はありそう。ただ問題は、人がいないんだよね、日本って。」
菊川怜さん
「そうですね。」
エミン・ユルマズさん
「人手不足を、移民を入れようかとかいろんな議論が起きているが、ある程度AIでも乗り越えられる部分に関しては設備投資が必要ですし、その(設備投資の)部分は国が補助すべきだと僕は思っています。
これは前から主張していたが、AIの登場によって少子高齢化はむしろ問題ではなくなり、今後は人口が多い国の方が職がなくて困るかもしれない。そういう時代になる可能性も高くなってきているから、日本は少ない人数でトラディショナル(伝統的)な製造業がもう一度栄える可能性が大いにあると僕は思っている。」
菊川怜さん
「おもしろいですね。なんだか嬉しい気もします。」
エミン・ユルマズさん
「日本人は向いているからね。そういうのね。」
菊川怜さん
「強みでもありますからね、細やかな職人的な技巧とか。嬉しいですねそこに日本の価値がまだあると伺えて嬉しい気持ちです。」
菊川怜さん
「いかがでしたでしょうか、第一部はここまでとしたいと思います。エミンさん本当に貴重なお話を伺えてとても嬉しかったです。ありがとうございました。」
エミン・ユルマズさん
「ありがとうございます。」
(以上)
菊川怜さん
「第一部で世界の相場についてエミン・ユルマズさんに詳しく教えていただきましたが、ここからは第二部として「それを踏まえて、自分たちはどうすべきか」を深掘りしていきたいと思います。
Oliveコンサルティングの高橋さんに来ていただきました、どうぞよろしくお願いいたします。」
Oliveコンサルティング高橋さん(以下「高橋さん」)
「よろしくお願いします。」
菊川怜さん
「さっそく進めてまいりたいのですが、まずは簡単に、高橋さんのご経歴について教えてください。」
高橋さん
「私は金融業界で19年ほど、資産運用やコンサルティングに携わっています。多くのお客さまにお会いしてきたなかで感じたのが「情報は入手されている」けれども、(情報を踏まえて)「自分のこととして判断するのが難しい」「自信がない」とおっしゃる方が多いということです。そうしたお客さまが自信を持って納得した決断ができるような伴走型のサポートができたらという思いで、Oliveコンサルティングにて活動しています。」
菊川怜さん
「いっしょに考えてくださるんですね。確かに情報は多く、今エミン(・ユルマズ)さんのお話も伺いましたが、じゃあ実際自分がその情報をどう活用して投資運用したらいいか、資産形成をしたらいいかは、自分ごととなると一歩踏みとどまってしまいます。それぞれの状況でポートフォリオやどう対応したらいいかは異なると思うので、自分の立場から相談できる方がいるというのはすごく心強いですよね。」
高橋さん
「ありがとうございます。おっしゃる通りでして、SNSもそうですし、情報はとても多い。逆に多くあるからこそ、判断や選別が難しいと思う方もいます。ポートフォリオも今の自分に本当にあっているのか、マーケットが動いていますから「今始めていいのかな」と不安を抱える方がすごく多いと思います。ですので当社としては、こうですよと正解を押し付けるのではなく、お客さまご自身が納得して選べる状況を作ることを大切にしています。」
菊川怜さん
「ひとりだとどうしても悩み、質問したくなるので、一緒に考えて自分ごととして落とし込んで納得できる形で決断できたら、すごく心強いですよね。」
Oliveコンサルティングとは
菊川怜さん
「Oliveコンサルティングでは、具体的にどのようなサービスをされているんでしょうか。」
高橋さん
「大きく3つ特徴があり、全てOlive(三井住友銀行アプリ内で提供する、個人向けの総合金融商品サービス)上でサービスの提供をしています。」
菊川怜さん
「アプリなんですね。」
高橋さん
「すべてアプリです。1点目の特徴は「全てをつなぐデジタルサービス」です。Olive上で「資産管理」から(マネーフォワードホームが提供する)「マネーフォワード ME」に連携すると、資産の一元管理、見える化ができるようになります。」
菊川怜さん
「自分の資産がどこにどれだけ分配されているかが一目瞭然ですね。」
高橋さん
「はい、一覧で見えてわかりやすく、その情報をもとにポートフォリオ分析ができる特徴もあります。」
菊川怜さん
「ポートフォリオ分析をして一緒に考え、じゃあ次はどうしようと具体的にお話ししながら、相談にのっていただけるということでしょうか。」
高橋さん
「その時の環境や(お客さまの)お気持ちの変化など、その時その時に一緒に確認をして、情報提供ができたらと思っています。情報提供の一環として、Oliveの資産運用サービスを申し込んでいただいた方限定のコンテンツ掲載も予定しています。」
菊川怜さん
「実際にアプリ上でコンサルティングの方とお話をして、質問したり考えを整理したりができるんですか?」
高橋さん
「そうですね、基本的にはオンライン面談でお客さまのご希望のタイミングでご相談いただくスタイルになっています。」
菊川怜さん
「例えばもし私が相談するとしたら、高橋さんはどのように考えてくださるんでしょうか。」
高橋さん
「そうですね、菊川さんの場合でしたら、今までのご経験も安定した収入もおありですし、お子さまの教育資金もありますので、お金の置き方を大きく3つに分けて考えていただくといいと思います。一点目が、「守りの資産」として、生活費や安心のためのお金の置き方。」
菊川怜さん
「生きていくために、必要なお金ですね。」
高橋さん
「そうですね、それが一点目です。二点目は「育てる資産」として、すぐには使わない余裕資金で長期投資をしていくような置き方がいいと思います。
最後に三つ目は「機動的な資金」として、なにかのタイミングで動かせるような資金として置いておく。
こんな形で三つに分けて考えていただくといいかと思います。」
菊川怜さん
「何か起きた時にすぐ現金化でき動かせるという視点も持っておいた方がいいということですね。私の場合、子どもが3人いるので、不確実な時代に未来の教育環境も見通せないですし、備えて資金を育てて安心できる環境を作っていけたらと、本当に高橋さんにご相談したいところではあります。」
高橋さん
「そうですよね。教育資金でいうと私も子どもがおりまして毎日バタバタなんです。」
菊川怜さん
「今日もお互いお疲れ様です。(笑)」
高橋さん
「今後の教育資金は数年後にまとまって必要になると考えると備えが必要かなと思います。特に今後は「こどもNISA」もありますし、教育資金としては、長期・分散投資が大事だと思っています。
さらに「時間を味方につけた積立投資」や、増えるに越したことはないけれども「過度なリスクを取りすぎないような設計」とすれば、 “安心して続けられる”形ができるのかと思います。
ご自身の考え方や性格、価値観はすごく大事です。「値動きがどうしても気になってしまう」という方には安定運用がいいと思いますし、逆に「中長期で置いておくので多少のリスクは許容ができます」という方なら成長投資という形で、正解はないんじゃないかなと思います。」
菊川怜さん
「たしかに、それぞれの性格は(投資判断に)かなり関わってきますよね。安心できないとそもそもやろうという気にならないです。性格の部分も含めて大きく見て一緒に伴走していただける、本当に個々に寄り添ってくださるサービスなんだなと、伺っていて感じました。」
高橋さん
「ありがとうございます。私たちは“決めるお手伝い”というより、“お客さまが納得して選べるような状況をつくる”ことを大切にしています。ですので、例えば「自分で考えたい方はそのまま」、「困ったときだけ相談」という形でも構いません。
これは(Oliveコンサルティングの3つの特徴のうちの)「フレキシブルコンサルティング」で、ご自身で完結できる方はそれでもいいですし、じっくり相談したい方も、困った時だけでも、ご自身の関わり方を選択できるのも、私どもの会社の特徴です。
それから「スムーズな証券取引」と(資料に)記載がありますが、OliveからそのままSBI証券にログインできるようになっています。業界最安手数料のSBI証券で、そのまま自分で取引することができます。
こういった(すべてをつなぐデジタルサービス、スムーズな証券取引、柔軟性というOliveの)ベースがあって何か困ったときにご相談いただき、使っていただければと思います。」
菊川怜さん
「すごく機動的につながっていて、実際に(金融商品をそのまま)買うこともできるすごく便利なサービスなんですね。」
高橋さん
「最後にいくつかお知らせですが、当社は始まったばかりで多くの特典やキャンペーンをしています。Oliveコンサルティングのお客さま限定の金融商品として「Oliveラップ」(SBIラップのOliveコンサルティングコース)があったり、資産運用特典も様々あったり、無料でどなたでもご相談いただけるキャンペーンもやっています。」
菊川怜さん
「エミンさんも第一部で「どのタイミングも始めるタイミングだ」とおっしゃっ ていました。今は日経平均株価も高いし、ちょっと躊躇してしまうと思いますが、エミンさんに「いつでもチャンスがあって始めるタイミングである」と伺ったので、Oliveさんに相談してまず始めてみる、寄り添っていただいて自分なりに納得できる形でトライしてみるのがいいのかなと思いました。
もう(資産運用を)始められている方は多いかと思いますが、そうでない方もぜひOliveさんのサービスを活用いただけたらいいのではないかなと思いました。高橋さん、本日はどうもありがとうございました。」
高橋さん
「ありがとうございました。」
QUICK司会
「菊川さん本日はありがとうございました。」
(以上)
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